外貨建て投資信託のデメリット

わたしたちが投資を行おうと考えた場合、例えば株式投資やFXなどの取引を行うためには株式市場や外国為替市場の知識が必要になり、また株式を発行する企業の情報を調べたり、世界の国々の経済情報などを集めたりしなくてはならず、また投資の経験が浅いうちには、こうした情報を集めたとしても、取引の内容によっては損失を被ることもあり、リスクの大きなものとなっています。

例えばその投資取引を、素人のわたしたちではなく知識や経験の豊富な投資家にお願いし、運用してもらうことのほうがメリットが大きい事は充分に考えられ、このような理由から投資信託は根強い人気を持つ金融商品となっています。

特に外貨建て投資信託では、日本円の資産を外貨にすることができるので、国内で起こる経済危機などのリスクにもさらされにくく、資産を安定的に運用する手段として注目を集めています。

こうした特徴を持つ外貨建て投資信託ですが、やはり投資であるためにそれなりのデメリットも存在しており、これをしっかりと認識しておくことが、こうした金融商品を利用して資産を運用していくためには必要なこととなります。

外貨建て投資信託には、投資信託としてのデメリットとt外貨建であることのデメリットの両方がかかわってくることになります。

まず投資信託としてのデメリットですが、一つ目として個人投資家として市場に参加して取引を行う場合と比べると、その取引に大きなコストがかかることになります。

投資信託を行う際には、投資信託を購入するための手数料である販売買い付け手数料と、その投資信託を行うための資金と投資信託を行うための報酬であるファンド管理費、また、投資信託を途中で換金する場合に用いられる信託財産保留額になります。

投資信託では、投資銘柄の選定から運用までをすべてプロの投資家に任せるために、こうしたさまざまな手数料などがかかり、個人で投資取引を行うよりも大きな取引のコストが発生することになります。

二つ目には、投資した資金に対して元本の保証がされていないという事になり、プロの投資家であっても、世界の経済の動向によっては利益を生み出すことができないと考えられれる場合があり、こうした事を見越して元本保証がされていません。
実際にはあまり起こらない事ではありますが、運用の実績が上がらない場合には、投資した資金が少なくなって戻ってくる可能性もあります。

外貨建てという点でのリスクは、為替相場のレート変動によって被るリスクがあり、例えば1ドル100円の状態で1万ドル分の取引を行ったとしても、これが1ドル90円になってしまえば、1万ドルの価値が90万円に落ちることになり、10万円の損失になってしまい、こうしたデメリットによって、利益が消えてしまったり資金が減ってしまう事もあるのです。